タイを知るには階級社会を理解する必要あり

タイは階級社会だから、格差普通。タイ住んでると日本で格差の議論があるのが逆に違和感

これタイにいると当たり前なんだけど知ってます?この国今のところ、相続税も、贈与税もないんです。日本と違って。なのでお金持ちの人は、子供にそのまま資産を渡す。(日本は累進課税、最大55%、半分・・) なので、富が再分配されることはないんですよ。

よく、タイにいると、日本の方が裕福な人が多いから、タイの人はかわいそうだよねー、どんなもの食べてんだろ?みたいなピントを外れた憐みの発言を聞いたりしますが、もっている人に集中しているので、持っている人は日本の人の何百倍も持っています。何千万もする車を乗り回し、1つ10,000円の寿司をガンガン食べるレベルの高すぎる人がたくさんいます。

経済の規模が違うのと、プレーヤーの数も違うので正確な比較はとれませんが、資産の配分がお金持ち・お金持ちじゃない人で二分すると仮定すると、日本だと、お金持ちが、全体の富の20%をとっていると仮定すると、タイは80%はとってますね。んで残りを他の人が配分するんです。だから、経済の規模が違っても、配分がとてつもなく多い。

お金持ちのタイ人の方はもれなく留学していて英語を流暢に操ります。イギリスが多いかな。英語をfluentで話すというのが一つの目安になるかなと思っています。

日本の人がお付き合いしているまたは採用するタイの人、特に事務職の人ってチュラロンコン大学、タマサート大学とかよく言ってみんな気軽に言うけど、日本で言う東大、京大だからね。国際競争力ランキング東大、京大とかより高いし。。でもちゃんととらえていないと気づかなかったり。日本での自分の大学より上ですよ、みたいな。

日本すごい、金持ちは幻想です。結構お金持ちのご子息は趣味と暇だから大企業に入ってきたりします。 一方で 田舎の両親に子供預けてでも、都会で稼ぐために出てきたりもする。出稼ぎですね、そんな人がバンコクにもいます。そのようなダブルスタンダードが良くも悪くも成立している国。

街でわかる格差の象徴、デパートのスーパーカー駐車場

タイにおいては格差は当然のようにあり、皆が文化として受け入れています。日本でいうと明治時代に合った貴族と普通の家との違いのようなものが現在も壊されず残っています。

デパートにはスーパーカー駐車場という場所があり、デパートの入り口のすぐ正面に車を止めることができます。主にフェラーリ、ポルシェ、ベンツの高級ラインなど特定の車種以外は止めることができません、当該車の保有者はたとえ通常の駐車場が混んでいたとしても、そちらに渋滞なくすっと入ることができます。一般的になVIPサービスです。

これはほんの一例ですが、このようなわかりやすいVIP制度がタイには普及しています。これについて人々が当たり前だと思っている点、文化の違いがあります。このような前提をまず知る、その理由をタイ人の方と対話しながら理解してタイと接していくことでよりタイのことがよくわかっていくと思います。

タイで従業員が定着する会社をつくる3つのルール

タイの従業員がどうしたら定着してくれるか?

悩みますよねー、 答え、ありませんよねー

ただ、多くの友人、お客様を見る中で、

いい雰囲気の会社には共通点があると気づきました。

その気付きをシェアします

①社長が従業員とのコミュニケーションでタイ語を使用している

難しくなくてもいいです。すべてでなくてもいいです。

英語の方が効率的! 日本語の通訳がいるから不要!

そうじゃないんです。働いてくれている従業員の母国語を

学んで、伝えて、コミュニケーションをとる。その重要性があるということです。

②タイにいる理由、好きな点を日本人が明確に答えられる、シェアしている

タイ人質問「なぜタイにいるんですか?」

日本人答え「会社に言われたからです、本当は来たくありませんでした」

タイの部分を日本に変えてみてください。

こんなこと言われたら興ざめですよね。 帰るのが待ち遠しいんだろうなと思いますよね。

自分で始めた人は特に必ず理由があるはずです。逆に会社に言われてくることになってしまった人も好きな点は見つけられるはずです。

○○が好きになったから。

タイのこんなことが好き!

タイ人のこんなことが好き!

なんでもいいんです。

それを聞くだけで従業員の人は腹落ちをします。なんでタイにいるんだろう?ということに納得してくれるんです

ちなみに、私の理由は、

ASEANすべての国を周った結果。好きな国はタイだけ。

理由は、ご飯がおいしいから。

皆が優しいから、文化、宗教が近いと感じ過ごしやすいから。

といつも話しています。

③怒らない、サバーイサバーイで過ごす

人前で怒らない、うん本で学んだよ。 そうではないです。

そもそも、怒らないようにするということです。

怒るという行為は、日本では従業員のためを思ってとか、

あなたの成長のためだよ、などといいますが、

それは”THE 日本“の考え方です。

何も指摘しない、とかではなく、

タイでは怒る人は”徳がない人“とみなされてしまうそうです。

楽しく過ごそうと努めると、従業員は楽しんでくれます。

つらくないと仕事じゃないというふうに考えるのは、いいのですが、

つらいと考えて頑張るのは、経営者だけで十分で、

それを従業員に明らかに強いすぎることはマイナスに働きます。

サバーイサバーイ(タイ語の楽しい)

という気持ちを尊重し、リスペクトして、感謝して過ごす。

そこに怒りの感情を持ち込まない。

難しい部分もありますが非常に重要です。

<タイの飲食現場>フードデリバリーアプリはfoodpanda独走?!

タイはデリバリーの文化、サービスが発達しており、気軽にテイクアウトを皆さんします。ここ数年ではデリバリーアプリが活況です。

日本ではUber Eatsでしょうか?

タイですとFoodpanda,Grabfood,LINE MAN,Getなど複数のサービスがしのぎを削っています。

私も一応すべてのサービスを使ってみているのですが、あまり違いはわからない。。という感じでしたが、昨日飲食のデリバリー関係の方とお話したところ

「Foodpanda一択でしょ。サービスの質、量含め売上はここがダントツ。ほかはあんま意味ないでしょ」

とのこと。Grabfood,LINE MANなどは広告でよく見ていたためこちらの方がいいのか?とも思っていたのですが、実際の数字、売上、店舗への好影響としてダントツとのこと。数字がついているということは、単純に利用が多いですよね。

foodpanda運営母体を確認したところドイツ・ベルリンに拠点をおくグローバルカンパニーでした。アジア、ブルガリア、ルーマニアと12か国で展開しているとのこと。

foodpandaはもちろん、フードのデリバリーがアプリ活用でとても簡単になり、便利さが増すバンコク。今後の成長、展開が気になるところです

視察のとき、まずは海外現地のJETRO(政府機関)で情報収集

JETRO ジェトロ、日本貿易振興機構

最初に視察をするときは、いろいろネットで調べたり、日本で聞くこともあると思いますが、やはり現地のことは現地にいる人に聞かないと!

そして、しっかりした情報はやはり国・政府がもっています。誰がいってたとか、たぶんなどでなくちゃんとしたデータで事実を知れるのでおすすめです

予約していけばセミナーは無料!

内容的にはかんたーん!という感じではなく結構固いので、やんわりと聞いてイメージを持ったうえで現地の日本人などと話し、その人の主観と比べてその国の理解を深めていくのがおすすめです。

海外への連絡も日本語でできますし、お近くのJETRO事務所経由で連絡してもOKです!

JETRO 海外ブリーフィングサービス

なぜタイ?タイ進出をすすめる5つの理由

メリット・デメリットを私見を踏まえて箇条書きにします。

メリット

・ASEANの中心であり、周辺国にアクセスしやすい、いっても経済はいまだ成長している

・日本との関係が良好、親日国である

・食事、実はこれが一番、超大事!日本食のスーパーが充実。食材少し割高だけど(3割くらい?)基本なんでも買える。刺身・納豆食べれます。外食の日本食もジャンル、味含め私見ですが世界トップレベルのクオリティ(結局長期いると日本人は日本食しか食べないです。。)

・ 観光大国であるため、治安が比較的安全 、世界最大規模の日本人学校もあり、子供・家族を帯同しやすい

・日本からの観光客も増えており、人気が高まっている、進出はビジネス視点ですが、単純に出張に来ることが人によるが基本楽しい(苦ではない)

以上から単なるビジネス的なもののみでなく、長期(進出時ですと少なくとも3年)に腰を据えて駐在してもらうという意味では非常に恵まれた環境です

デメリット

・他のASEAN諸国よりは成長の幅は小さい

・競合も多数進出している

・英語が通じない場合もあるためタイ語の習得が必要

最初の国として進出することを強くお勧めします。人材が移動しやすく、定着しやすいからです。他の国については生活面の観点からハードルが高いです。また進出も前の記事の進出数で述べましたが、まだまだ余地はあり、加速しています。

そもそも最初の国でハードシップが高い国、例をあげるとアフリカですね。そのような国は事業インフラ・人材維持の観点から進出不可能だと個人的には考えます。

たまにタイより成長性ある国ありますよね?といわれますが、そりゃあ、ありますよ。ASEANだって、アフリカなんてもっとです。成長性だけ、ビジネスチャンスだけで言うなら、何も考えずより未開の地にいけばいいのです。

ですので、私はハードルをあげすぎて結局海外進出しないないというよりは、とりあえず実行するということが大事だと思っています。

4,660社 数字でみる日系企業現地法人の進出数

JETROのデータによると、進出会社数は2008年度3,038社→2014年3,731社→2017年4,660社と右肩上がりで増加している現状です。

進出会社数は商工会議所登録会社、JETROヒアリングベース、商務省(タイ政府機関)登録企業によりそれぞれ1,000社台、4,000社台、8,000社台と幅広くありますが、一般的には中小企業含めて5,000社以上が進出しているというのが現地の通常の肌感覚です。

データが必ずしも正確なものが日本のようにないのですが、進出する企業、タイで事業を行っている企業が増加しているというのは事実です。

進出の概要としては、大企業の進出がひと段落しているという認識でいる方もいらっしゃるかもしれません。新聞その他でもタイへの進出はすでに終わっていて他のASEANに目を向けているという記事も見受けられますが、それはあくまで三菱・三井などの財閥系の超大企業の話です。

現地にいるとタイはまだまだこれからの段階です。

上場会社でもまだ海外に進出していない企業は多数あります。実際にタイで会計事務所を経営していると様々な業種の方が進出の相談に現地までいらっしゃいます。当該会社は海外の最初のスタートとしてタイを選択しているケースが多いため、潜在的には進出候補はまだまだいらっしゃいます。

タイの会計制度について

今回はタイの会計制度いついて概要を簡単に記載します

会計は性質上、国により大きく異なるということはりません。(そうだとしたら困ります)

そのため、あまり日本と異なる部分はありませんが、概要は押させておく必要があります。

決算日

タイは決算日を自由に決めることができますが、12月決算が多いです。上場会社様などは自社の日本の決算日に合わせる場合もあります。ただ、連結のことを考えると、3か月ずらしておく方が無難です

財務諸表

会計基準に従い年に一回作成し、国に提出します。実質的には税務基準で作成します(日本と同様)

年次報告書

 貸借対照表、損益計算書、株主資本変動計算書

会計監査

すべての会社は監査を受ける必要があリます。(駐在員事務所も含め)、税務申告書の提出時に、公認会計士のサインが入った監査報告書を添付することが必須とされています。ここが日本とは違いますね

会計税務スケジュール

12月末が決算の場合

3月末までに個人所得税の申告書提出(これはすべての会社で同様です)

4月末までに監査報告書の受領・決算に関する株主総会

5月末までに税務申告書提出

となっています。ただ、実務の実態としては税務申告までに監査報告書を完了させ、株主総会は形式上のものとなる場合が多いです。